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バランスディクス編
みなさんは、体に良いこと何かされていますか？
「毎週○○キロ走っていますよ。」
「毎日○○分のストレッチは欠かさずやっていますよ。」
「朝、起きたら必ず○○を飲んでいますよ。」．．．という方から、
「特には何もしていないなぁ。」
「○○ブームに乗って自分もやったけど、いつの間にかやらなくなった。」
「あれこれ試してみたけど、長続きしないんです。」．．．という方など。
巷では様々な健康法やダイエット法、美容法が溢れていますよね。
いざ始めてみようと思っても、次から次へと新しいものが出てくるだけに、
何が良くて何が悪いのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
当院でも患者さんから、
「○○式××法は身体に良いの？」
「○○はダイエットに効果あるの？」
「今流行りの○○はどうなんですか。」
といった質問を時々されることがあります。
カラダにイイことは誰でも関心があると思います。
ただ、始める前にあれこれと考え過ぎて迷っている事もありますよね。
そんな時は、まずやってみてはどうでしょうか？もし自分に合わなければ
止めればいいだけのことです。
ダイエット法ひとつにしても、理論や理屈が同じならば手段や方法は
どれを選択しても同じ結果ではないでしょうか。なので自分に合った
ものを見つければいいのです。（誤った使い方をしなければ）
今では、体に関する様々な情報や知識は欲しければ手軽に簡単に
手に入れることが出来る便利な時代です。
しかし、いくら有益な情報や知識を手に入れたとしても、果たして
それだけで体の調子は良くなるでしょうか？健康になるでしょうか？
大切なのは知識や情報を多く収集することではなく
実際に行動・実行することではないでしょうか？
身体に関しては、情報や知識から得られる価値よりも実行することで
得られた価値の方がはるかに大きいのではないでしょうか？
そうは言っても、何から始めればいいのかわからない。
今までいろいろ試してみたけれど、長続きしない．．．。
そんな方に自宅で簡単に出来るセルフケアとして、
バランスディスクがおすすめです！
 
このバランスディスク、もともとは医療用のリハビリテーションの
器具として開発されたものです。
バランスディスクの上に乗ると床の上で立っている時とは異なり
その不安定感から前後左右に倒れそうになります。この時に
倒れないように体勢を安定させようとすることで様々な筋肉が
刺激され活性化されます。
安定性を保持する為に普段から使い慣れている筋肉はもとより、
あまり使われていない筋肉や、十分に機能していない筋肉も刺激
されるので全身の筋肉の協調性や安定性が養われるのです。
現在では、足関節捻挫などのリハビリや腰痛体操、ゴルフやスキー、
スノーボードなどさまざな種目のスポーツ選手の体幹トレーニング用具として
幅広く使用されています。また高齢者のエクササイズにも使われることから、
安全で手軽な用具とも言えます。
普段、立つ姿勢を意識することは少ないと思いますが、ちょっとだけ
注意して自分の姿勢をチェックしてみて下さい。
いかがですか？
片側の足に体重をかける癖や、前足に重心がかかりすぎていたり、
内股だったりしていませんか。
偏りのある姿勢や癖のある姿勢は骨盤や脊柱の歪みを作り出し
全身の筋肉のバランスを崩し、これが肩こりや腰痛などの不調の
原因になるのです。
バランスディスクの上に安定性を保ちながら立つには、主動筋、拮抗筋
協働筋、補助筋といった全身の様々な筋肉の関与と協調性が要求されます。
肩こりや腰痛がある方は全身のバランスが悪いので、バランスディスクの
上で安定性を長く保つことは難しいと思います。
バランスディスクを使ってのエクササイズで日頃使われない筋肉を刺激し
活性化させることで、全身の筋バランスの協調性と安定性を向上させる
効果があります。使い方も目的に応じて様々なバリエーションがあり、
工夫次第では自分なりのエクササイズも可能です。是非、お試し下さい！
◇このような方にオススメです。
・猫背を解消してきれいな姿勢を手に入れたい。
・骨盤の歪みが気になる
・肩こりや腰痛などを解消したい
・メタボ対策や高齢者のロコモ予防に
・様々な運動パフォーマンスの向上につなげたい。
● ご使用になる前の注意事項
● 体調がすぐれない時や不調を感じる時は使用を控えてください。
● 医療機関を受診されている方は医師にご相談してください。
● 飲酒や酒気帯びの方は使用しないでください。
● 周りに障害物のない広いスペースでご使用ください。また、火気や
暖房器具の近くでは使用しないでください。
● 破片などの尖ったものはディスクを傷つける恐れがあるため、
使用前に無いことを確認してください。
● お子様や高齢者が使用する際は保護者や指導者の下でご使用ください。
● 危険な使い方は絶対にしないでください。
両足立ち
まずはディスクの上に両足で立ってみます。
 
慣れてくれば重心を前後左右に移動してみてください。
大切なのは無理に姿勢を維持しようすることではなく、
不安定な動きの中でバランス感覚を養っていくことです。
片足立ち
 
今度は片足だけで立ちます。
これも、慣れてくれば遊んでいる足を前に後ろに外側にと動かしてみたり、
顔を上下左右に向けながらうまくバランスを保てるかやってみます。
いろんなパターンを自分で試してみるといいですよ。
  
ディスクの上に座り、後ろから両手で体を支えます。両足を上げて交互に足を
伸ばします。さらに、両足を伸ばしたまま上下に動かします。
 
ディスクの上に座り、床から完全に両手両足を浮かせます。
どうですか？上手くできますか？すぐに手足が床に着いてしまう方は、
まずは、この体勢を1分間できるよう頑張ってください。
慣れてくれば意識的に体勢を崩し、不安定なバランスを立て直そうと
頑張ってください。そうすることで筋肉の協調性や連動性が養われます。
どの運動も1分間は出来るように頑張ります。
 
運動は無理をせず自分のペースでリラックスして行ってください。
1分以上出来るようになる頃には肩こりや腰痛、骨盤周りの不快な症状
などもあまり気にならなくなっていませんか？あったとしても就寝で
回復できるレベルになっているでしょう。
ここに紹介しているのはほんの一部です。この他にもたくさんの
パターンがあるので、どんどんチャレンジしてみて下さい。
工夫次第では様々な効果が期待できますよ！
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