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カイロプラクティックは今から100年程前の1895年にアメリカで生まれた手技療法です。その名前の由来はギリシャ語のカイロ(CHEIR=手)とプラクティコス(PRAKTIKOS=技術)からなる合成語で、日本語に直訳すると「手によって施す」という意味になります。
背骨や骨盤、手や足などの骨格に何らかの原因で歪みや不正が生じると、関節の機能異常・低下そして神経機能の異常を引き起こし、それにより痛みや不調が起こってしまいます。
カイロプラクティックは、痛みや不調の原因となる歪みや不正を見つけ出し、それを徒手により回復させることで神経機能を改善させ、人間が本来持つ自然治癒力を最大限に高めることを目的とした施術法・学問であります。
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カイロプラクティックは1895年、アメリカの磁気治療家D.D.パーマーにより創始されました。
アメリカのアイオワ州ダベンポートで磁気治療家として診療活動を行っていたパーマーは、ある日、難聴を患っていたハーヴェイ・リラードという患者の背骨を調べたところ、背骨の一部に異常を発見しこの部分に対し矯正を施したところ、患者の聴力が回復したのです。
この出来事をヒントに背骨の調整をすることでの治療法を体系化したのがカイロプラクティックの始まりと言われています。
もっとも、徒手療法を用いて不調を取り除くという考え方は紀元前の時代からあり、紀元前2700年の古代中国での記録や紀元前450年での医学の父ヒポクラテスによる脊椎マニュピレーション(調整)について言及した記録が残されています。
それらの徒手療法という歴史の流れの中で誕生したカイロプラクティックは、その後の百年の歴史の中で技術・理論ともに大きな進化と発展を遂げ現在もなお科学的な根拠に基づいた様々な研究が行われています。 |
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アメリカで誕生したカイロプラクティックは、現在では世界保健機構(WHO)が認める代替医療として世界80カ国の国と地域で人々の健康増進に役立てられており、中でもアメリカやイギリスなど欧米34カ国では法制化もされ、大学教育も確立されています。
また数多くある代替医療の中でWHOが代替医療として認めているのは「カイロプラクティック」と「鍼灸」の2つのみで、国際的なヘルスケアとして広く認められています。
一方でWHOは2005年には、安全で有用なカイロプラクティックの教育を目的とした「カイロプラクティックの教育と安全性に関するWHOガイドライン(指針)」を発行し、カイロプラクターを養成する際の国際的な教育基準(国際基準)を定め、カイロプラクティックの正しい普及と安全なルール作り、法制化に向けた指針を各国に示しています。
カイロプラクティックが法制化されている国と同様に法制化を目指す世界の多くの国がこの国際基準を満たした安全で効果的なカイロプラクティック治療を行っています。
日本では残念ながら国としてカイロプラクティックに関する法規定が整備されていないため、現在この国際基準を満たしたカイロプラクターは700名程しかいません。
当院では皆様に安心と安全を提供するためこの国際基準を満たした学位(カイロプラクティック理学士ディプロマ)を取得しています。

「カイロは痛い」、「カイロは怖い」、「どこに行けばいいの」と言った事をよく耳にしますが、正しい知識、正しい技術の教育を受けたカイロプラクティックは決して怖いものではありません、ご安心下さい。
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